天然酵母のパンって、もっと難しいものだと思っていませんか?
丹沢酵母のパンは前日に仕込んでおくので、レッスン当日は生地をタッパーから出して、そのまま成型。
今回の「トマトとオリーブの贅沢フォカッチャ」は、ベンチタイムもありません。
成型したら、あっという間に2次発酵へ。
思わず笑ってしまうくらい手間なし。
2次発酵を待つ間に、ミニトマトとスタッフドオリーブを半分にカット。
オリーブオイルにガーリックパウダー、岩塩、ローズマリーを混ぜておきます。
発酵が終わった生地に、指でブスブスと穴をあけて具材をのせ、オイルをかけて焼き上げます
焼けてくると、工房いっぱいに広がるガーリックの香り。
パンの香りって、人を幸せな気持ちにしてくれるって思うんです。
そして、私がこの日いちばん嬉しかったのは、パンが焼き上がったことだけではありませんでした。
パンを習った、その先に
生徒さんが、
「朝食は毎日トーストを食べているけど、教室に通うようになってから食パンを買わなくなりました」
と話してくださいました。
この前は、お孫ちゃんからあんぱんのリクエスト。
鼻とほっぺをつけてアンパンマンにしてあげたら、すごく喜んでもらえたんです。
こういう話を聞くと、パン教室で習ったことが、その方の毎日の中でちゃんと生きているんだなぁと感じます。
自分で焼いたパンが朝食になったり、家族のリクエストに応えられたり。
そして今日、捏ねた持ち帰り生地は
「明日、長男家族が来るので焼いてあげます」
と、楽しそうに帰っていかれました。
教室で習ったパンが、おうちで焼かれて、家族の思い出の味になっていく。
そのお手伝いができるって、私はすごく幸せだなぁって思います。
パンを習うことの楽しさって、上手に焼けるようになることだけじゃないんですよね。
自分で焼けるからこそ、誰かに「焼いてあげよう」と思える。
そんな日が増えていったら、毎日のパン作りがもっと楽しくなると思います。
天然酵母パンも、特別なものではなく、暮らしの中へ。
自分で焼いたパンを家族が喜んでくれる。
そんなパンのある毎日を、楽しんでみませんか?




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